サニタリー仕様圧力安全装置とは、主として、
● 液溜りしない構造
● 接液(ガス)部材質が、ステンレスまたはFDA認証エラストマー
● へルール接続
を特徴とする安全弁や破裂板(ラプチャーディスク)を指すのものです。
分解洗浄が容易で、圧力条件下で運転される機械装置・タンク・配管保護に必須です。
圧力安全装置は、他の計装機器がプロセスの適切な制御ができない状況に陥った場合でも、常にシステムの状況に正確に反応し、外部からの動作源や制御を必要とせず、自働的に作動する装置です。
生産・貯蔵システムの圧力調整・制御を目的とはしておらず、逃がし弁や調整弁とはその機能目的が異なります。圧力容器構造規格適用の設備にも使用が可能な安全弁や破裂板(ラプチャーディスク)は、正確な動作精度により、プラント・設備の安全に貢献しています。